海外セレブや芸能人の間で流行しているデトックスウォーター。まだまだ寒い日が続く季節なら温かい白湯で作るホット・デトックスウォーターがおすすめです。簡単に作ることができて、水とフルーツや野菜があればよいのでお財布にもGood!体を優しく温めて、体内ケアをもしちゃいましょう。
基本の白湯にはうれしい効果がいっぱい
白湯は水を一度沸騰させてから冷ましたお湯のこと。白湯を飲むことで胃腸が温まり体全体の代謝がアップします。水分は積極的に摂取をすることで、老廃物を押し流して腸のなかをきれいにし、排泄を促すので便秘解消の効果も期待できます。でも温かい水分を摂取すれば、体の内側から温まるので内臓温度が上がり、血流がよくなるので、手足の冷えの改善や下半身のむくみも抑えられるのです。
白湯の作り方は簡単。
水を入れたやかんを強火にかけて、ぼこぼこと泡が立ってから10~15分ほど沸かし続けます。飲めるくらいにまで冷ましたら、白湯が完成です。
飲むタイミングは、起床後ならコップ1杯(150ml程度)を5~10分かけてゆっくり飲み、朝昼夜の食事のときは食べながらコップ1杯を飲むのがおすすめです。ただし、1日に飲む量はコップ5~6杯(700~800ml)が目安。それ以上飲んでしまうと体内に必要な成分まで流れてしまうので、かえって胃腸に負担をかけてしまいます。
フルーツや野菜からの栄養も取り入れよう
白湯にカットしたフルーツや野菜をプラスして、ビタミンやミネラル、食物繊維なども一緒に摂取できるのがホット・デトックスウォーターです。
白湯だけだと飽きてしまうのでは…と心配する方も、好みのフルーツや野菜と一緒ならぐっと飲みやすくなり、さらに栄養素も効率よく取り入れられるのでうれしいですよね。
ホット・デトックスウォーターのおすすめレシピ
【レモンのホット・デトックスウォーター】
ビタミンCとクエン酸が豊富なレモン。ビタミンCには抗酸化作用があります。
- やかんに水を入れてふたをして強火にかける。
- 沸騰したらやかんのふたを取って5~10分ほど沸騰させ、火を止めて、白湯を作る。
- カップに約200mlの白湯をそそぎ、レモン果汁を5滴程度(最大で大さじ1杯)加える。
【リンゴシナモンのホット・デトックスウォーター】
水溶性食物繊維のペクチンを多く含むリンゴ。 水溶性食物繊維は腸内の老廃物を排出する働きをします。
- やかん・鍋で白湯を作り、くし形の薄切りにしたリンゴ、シナモンスティックを入れ、弱火に3~5分かける。
- 火を止めてカップに注ぎ、お好みで茹でた入れたリンゴやシナモンスティックも飾り、50~60度くらいに下がったら完成。
【参考文献】
蓮村誠 著 『カンタン!すぐ効く!病気にならない「白湯」健康法』 PHP研究所