たくさんの色の野菜が存在しますが、皆さんは忙しい毎日の中で野菜をどれだけ食べていますか?今回は野菜の色の違いや、さまざまな野菜を摂る方法などをご紹介します。。
野菜の色の違いをご紹介
野菜の色は大きく赤色、黄色、緑色、紫色、白色の5色に分けられます。それぞれの色を代表する野菜と特徴を見ていきましょう。
<赤色系>
- 代表的な野菜
リコペンを含むトマト、スイカなど
カプサイシンを含むパプリカ、とうがらしなど - 特徴
リコぺンや、カプサイシンといった色素成分によって赤色になります。
<黄色系>
- 代表的な野菜
カロテンを含むニンジン、かぼちゃなどの緑黄色野菜
フラボノイドを含む玉ねぎ、レモンなど
ルテインを含むとうもろこし、かぼちゃなど - 特徴
リカロテン、フラボノイド、ルテインなどの色素成分によって黄色になります。
<緑色系>
- 代表的な野菜
ほうれん草やブロッコリーなどの葉物野菜 - 特徴
葉緑素クロロフィルによって緑色になります。
<紫色系>
- 代表的な野菜
なす(皮)、赤しそ、紫キャベツなど - 特徴
ポリフェノールの一種アントシアニンによって紫色になります。
<白色系>
- 代表的な野菜
イソチオシアネートを含む大根、キャベツなど
硫化アリルを含むねぎ、にんにくなど - 特徴
白色系の野菜は、土の中で育つものが多い傾向にあります。
バランスよくたくさんの色の野菜を摂る方法
健康的な身体づくりを目指すなら、毎日たっぷり野菜を摂りたいもの。先ほど紹介した5色の野菜を各色まんべんなく摂るようにすれば、栄養を偏りなく摂取できます。市販のお弁当を買うときやサラダバーなどを利用する際も、野菜の色に注目して選ぶとよいでしょう。またブレンダーを使って野菜スープやスムージーにしたり、電子レンジで蒸し野菜にしたりすれば、時短になるうえ、たくさんの野菜を一度に摂りやすくなります。もっと簡単に野菜の栄養を摂りたいときは、サプリメントや粉末状のものを利用してもよいでしょう。
老化や生活習慣病などを予防するには、1日の摂取量を目安に毎日色とりどりの野菜を摂ることが大事です。野菜の色を意識して摂るようにすれば、バランスよくファイトケミカルスを摂取できますよ。