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栄養たっぷり!冬においしいかぼちゃレシピ

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2022年1月19日 / 更新:2022年6月14日

日本には、古くから冬至にかぼちゃを食べる習慣がありますよね。
かぼちゃは日持ちもよく栄養豊富な上に、いろいろなレシピに応用できる優秀な食材です。今日は冬におすすめのおいしいかぼちゃレシピを紹介します。

冬にかぼちゃがおすすめな理由

現代では年中農作物を栽培し、いつでもおいしい野菜を食べることができます。ですが昔は、寒い間は野菜を育てることが難しく、冬は食べ物に困る季節でした。かぼちゃは夏から秋にかけて収穫でき、長い冬の間ずっと保存しておける上に栄養価が高いということから重用されていたのです。

冬至は「厄をはらう日」でもあり、その厄除けとしてもかぼちゃが食べられていました。言い伝えでは、かぼちゃを食べると風邪の予防、長寿、開運などにも効果があるとされていて、そのご利益を信じて冬至にかぼちゃを食べる習慣が定着していったようです。

かぼちゃは栄養の宝庫

かぼちゃは、栄養満点の野菜。その成分には粘膜や皮膚の健康維持を助けてくれるビタミンA(β-カロティン)のほか、抗酸化作用を持ち、皮膚や粘膜の健康維持を助けてくれるビタミンC、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守るビタミンEなどがあります。また、野菜の中では比較的たんぱく質、糖質が豊富で、カルシウム、鉄分も含まれます。

また、食物繊維がたくさん含まれているというのもうれしいポイント。特に皮の部分に食物繊維が多く含まれているので、腸の調子を整えたい方は、皮ごと調理するのがおすすめです。

かぼちゃを使ったおすすめレシピ

かぼちゃは和食でも洋食でも活躍する便利な食材。
かぼちゃの煮物やかぼちゃサラダといった王道レシピ以外にも、いろいろな調理法があります。ここでは、おすすめのレシピを2つ紹介したいと思います。

「かぼちゃの揚げ団子」

隠し味の味噌で深い味に仕上げたかぼちゃの揚げ団子。ご飯のおかずはもちろん、おつまみにもお弁当のおかずにもなる、便利な一品です。

材料(4人分)

  • かぼちゃ:450g
  • ベーコン:2枚
  • たまねぎ:1/2個
  • セロリ:1/4本
  • 溶き卵:1個分
  • 白ごま:1/2カップ
  • 黒ごま:大さじ3
  • プロテイン:20g
  • 小麦粉:適量
  • 水:大さじ5
  • 味噌:大さじ2強
  • サラダ油:適量
  • 塩:適量
  • こしょう:適量

つくり方

  1. かぼちゃは一口大に切り、フライパンに水大さじ5とともに入れてふたをし、加熱する。
  2. 蒸気が出たら火力を落として10分蒸し煮にする。
  3. 加熱を止め、5分程度蒸らす。
  4. ベーコン、たまねぎ、セロリをフードプロセッサーに5~10秒かけてみじん切りしてから炒め、軽く塩・こしょうする。
  5. かぼちゃの皮を取り、フードプロセッサーに10~20秒かけてつぶす。
  6. (4)と(5)を合わせたものにプロテイン、味噌を加えて混ぜ合わせて等分に丸め、小麦粉、溶き卵、黒ごまと白ごまを混ぜた衣の順につける。
  7. フライパンにサラダ油を2cm以上の深さまで入れ、(6)を転がしながら、こんがりと揚げる。

レシピ詳細はこちら↓
https://queen-recipe.jp/recipe/1-1201/

「かぼちゃとマスカルポーネのミニパフェ」

甘みのあるかぼちゃはスイーツにもぴったり!時間のある日はこんなデザート作りを楽しんでみるのはいかがでしょう。

材料(4人分)

  • かぼちゃ 1/2個(約600g)
  • 好みのハーブ(飾り用) 適量

<A>
  • マスカルポーネチーズ 200g
  • レモン汁 大さじ5
  • 砂糖 大さじ6~7

<B>
  • 市販のビスケット(粗く砕く) 150g
  • ミックスナッツ(粗く砕く) 40g

つくり方

  1. 鍋に水500ml(分量外)を入れ、蒸し器にカボチャを置いて中火で加熱する。沸騰したら竹串がすっと入るまで中火で約10分蒸す。カボチャを取り出して粗熱を取り、皮をむく。5cmの角切りにする。
  2. フードプロッセッサーに(1)のカボチャと水50ml(分量外)を入れ、なめらかになるまで約1分間回す。ボウルにA(マスカルポーネチーズ、レモン汁、砂糖)を入れてなめらかになるまで混ぜ合わせる。ビニール袋にB(市販のビスケット、ミックスナッツ)を入れて混ぜる。
  3. グラスにかぼちゃ→B→A→Bの順番に重ね入れ、ハーブを飾る。冷蔵庫で20分ほど冷やすとさらによい。

レシピ詳細はこちら↓
https://queen-recipe.jp/recipe/1-1804/

今回紹介したかぼちゃ料理を作るとき、調理器具にこだわってみるとさらに楽しくなるかもしれませんね。
お気に入りの調理器具で、ぜひいろいろなレシピを楽しんでください!

【参考】
西東社『栄養学と食のきほん事典』監修:井上正子
東京美術 『年中行事・儀礼事典』 著書:川口謙二、池田政弘、池田孝
消費者庁 ホームページ

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