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食生活

朝は野菜をたっぷり、炭水化物は昼食で。きれいは食べる時間でつくられる

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2022年1月 7日 / 更新:2022年2月16日

食事には気を付けていても、女性にとって体重やお肌の悩みは尽きないもの。今日は、食べものの栄養を効率よくとるための食事法をご紹介します。

きれいをつくる食事は、食べる「時間帯」と「順番」が鍵!

私たちが1日の生活をするうえで、身体が必要としている栄養素は時間と場合によって違うもの。朝起きて身体を目覚めさせるときに大切な栄養素と、1日の終わりにあとは寝るだけというときに必要な栄養の質や量は違いますよね。

身体が欲している必要な栄養素をタイミングよく摂取すると、栄養は効率よく身体に作用します。しかし、不必要な時に摂取した栄養は、ただの脂肪になりがち。

何をどう食べるかに加え、いつ食べるか、どの順番で食べるかに注目した「時間栄養学」という考え方があります。それにしたがって、身体が欲する栄養を効率的にとれるよう、時間帯ごとにふさわしい食事のとりかたについてご紹介します。

朝:太りにくい身体をつくるには、まず野菜から

睡眠から身体を目覚めさせ、正しい生活リズムを作るために朝食は欠かせないもの。しかし、人の身体は、空腹時に一気に食事をとると血糖値が上がり、インスリンが分泌され、血糖を脂肪に変えてしまいます。睡眠により空腹時間が長かった身体がとる朝食は、1日の食事の中で最も血糖値を上昇させます。そんな朝に食べるとおすすめなのが野菜です。

野菜は血糖値の上昇をゆるやかにし、太りにくい身体をつくってくれます。ご飯を口にする前に、意識して野菜を食べるようにしましょうお味噌汁やスープなどでたっぷりと温野菜を食べたり、野菜サラダを食べる場合は、マヨネーズやドレッシングをかけて食べたりするのがオススメです。

マヨネーズやドレッシングに含まれる油と酢は、食べ物が胃に滞在する時間を長くし、吸収も遅らせるので野菜と一緒に食べるのは理にかなっているのです。

昼:身体のエネルギー源、炭水化物はランチにしっかりと

主食となる炭水化物は、1日のエネルギー源としてしっかりとりたいもの。活動量の増える日中に食べて、1日の活力にしましょう。玄米や蕎麦といった栄養価が高く、低カロリーのものをうまくとりいれてみるのもよいでしょう。

晩:美しい肌や髪をつくるために、夜は良質なたんぱく質を

たんぱく質は体内で分解されてアミノ酸になり身体を構成するすべての細胞となります。きめ細かな肌や艶やかな髪といった美しさを作り出すたんぱく質は、ダイエット中でも欠かせない栄養素です。肉や魚、卵、豆製品といった食品からとることができるため、偏ることなくバランス良く摂取することを心掛けましょう。

でも肉類の食べ過ぎには要注意。肉は悪玉菌を増やす要因ともなりかねないので、植物性のたんぱく質などとあわせながらとるのがよいですね。

また、夕食は寝る3時間前には済ませるのがおすすめです。胃に負担をかけず、ゆっくりと体を休めましょう。

とにかく食事の基本は1日3食。規則正しい食生活を

以上、朝昼晩それぞれの時間帯ごとにふさわしい食事のとりかたをご紹介しました。なにより重要なのは、栄養バランスのとれた規則正しい食生活を送ることです。食べる時間帯と食べる順番を見直すことで、いつもの食事で無理なく内側からきれいになりましょう。

【参考文献】

  • 【参考書籍】
    木下 あおい 『美人はコレを食べている。~食べるほど綺麗になる食事法』 大和書房

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