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食生活

知られざる味噌の栄養と効果。毎日の味噌汁が健康を加速させる理由

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2022年1月 7日 / 更新:2022年9月22日

毎日、当たり前のように食卓に並ぶ味噌汁。昔から「味噌は医者いらず」という言い伝えがありますが現在、味噌の効果が栄養学や医学の面からも改めて期待されるようになっています。そこで、味噌が私たちの身体にどんな良い影響を与えてくれるのかをご紹介します。

味噌に含まれる主な栄養成分

味噌の原料である大豆は、発酵することによってアミノ酸やビタミン類がさらに多く生成され、栄養価がより高くなります。

主な成分は水分、炭水化物、たんぱく質などですが、生命を維持するために不可欠な必須アミノ酸が8種類、と多く含まれているのが特徴です。そのほかにも、ビタミン(B1 ・B2・B6・B12・E・K・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ピオチン)、ミネラル(ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム、リン・鉄・亜鉛・銅・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデン)、食物繊維などが含まれています。

また、大豆は発酵させて味噌の状態で食べた方が、たんぱく質をより消化しやすい状態で取り込むことができます。味噌になると発酵がすすんでいるため、栄養素の消化吸収がしやすくなっているということですね。

味噌汁の効果で骨元気に!

ここまでは味噌に含まれる栄養成分をご紹介しましたが、具体的に身体にはどんな効果があるのでしょうか。

  • 味噌汁にすればカルシウムがたっぷり
    味噌を使う料理と言えば、味噌汁。味噌そのものにカルシウムが含まれていますが、味噌汁をつくる時にとるだしや、入れる具をカルシウムが豊富なものを選ぶことでさらに相乗効果が生まれます。だしを取る時の煮干しや、けずり節、また、具に入れる豆腐やわかめ、菜っぱ類などもカルシウムが多く含まれる食材。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。

まずは一日一杯、味噌汁を飲む生活を始めてみませんか?

「おふくろの味」とも呼ばれる味噌。日本人は古くから、味噌を食べる文化を継承してきました。味噌汁とご飯を一緒にとることで必須アミノ酸がバランスよく摂取でき、栄養学的にもとてもよい組み合わせだと考えられるのです。

伝統的な日本食で健康効果。まずは一日一杯から、毎日の味噌汁生活をはじめてみませんか。

【参考文献】

  • 厚生労働省 HP
  • 全国味噌工業協同組合連合会「みそ健康づくり委員会」 HP

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