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強烈な見た目にたくさんの栄養が詰まっているドラゴンフルーツ

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2022年1月 7日 / 更新:2022年9月22日

アサイーに次ぐスーパーフードとして今注目のドラゴンフルーツ。色鮮やかで不思議な見た目のこの果物には、体にうれしい栄養がたっぷり含まれています。ピタヤボウルなどで人気のドラゴンフルーツとは、どのような果物なのでしょうか。どんな種類があるのか、味や見た目に違いはあるのか、どんな栄養が含まれているのか……気になるドラゴンフルーツについて深掘りします。

見たことある人は多いはず!そもそもドラゴンフルーツって?

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)はサボテン科の植物で、原産はメキシコや中南米の熱帯林といわれています。本来の名称はピタヤですが、果皮がドラゴンのうろこに似ていることからドラゴンフルーツと呼ばれるようになり、今ではこちらの名前が一般的になっています。中国名は「火龍果」。英名では、真夜中に白い花を咲かせることから「NIGHT-BLOOMING CEREUS(夜に咲くサボテン)」とも呼ばれます。また同じサボテン科の植物「月下美人」によく似た華やかで美しい花を咲かせることから、「夜の女王」と称されることもあります。

ドラゴンフルーツは現在、ベトナムやマレーシアなどの東南アジアや台湾、イスラエル、スペイン、オーストラリア、アメリカ南部でも栽培されており、日本では沖縄を中心に栽培されています。
ドラゴンフルーツは、食べやすくカットしてスプーンですくって食べるか、皮をむいて食べます。実の中に小さな種が点在していますが、取り除く必要はありません。

実は美容にうれしい栄養がたっぷり

ドラゴンフルーツは栄養豊富な食べ物で、カリウム、葉酸、マグネシウム、リン、ビタミンC、カルシウム、ビタミンB1・B2・B6、パントテン酸、ナイアシン、鉄など、体に必要なビタミン類やミネラル類がたくさん含まれています。

カリウムには正常な血圧を保つ働きがあります。葉酸には赤血球の形成を助ける作用があり、マグネシウムはリン、カルシウムとともに骨や歯の形成に必要な栄養素です。
ビタミンC は皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持ちます。また パントテン酸もビタミンC と同様に皮膚や粘膜の健康維持を助けます。

ドラゴンフルーツにはほかにも、食物繊維、ポリフェノール、アントシアニン、アルブミンといった、美容によいとされる栄養がいっぱい。
身近なバナナと比べてみても、カリウム、マグネシウム、リン、カルシウムなどの栄養成分がバナナに匹敵するほど含まれているのに、バナナよりカロリーは控えめで、食物繊維やマグネシウムはバナナよりも多く含まれています。

皮の色と中の色による違いって?

ドラゴンフルーツにはいくつか種類があり、果皮や果肉の色もさまざま。代表的なドラゴンフルーツの種類を紹介しましょう。

  • 「ホワイトピタヤ(ホワイトドラゴン)」
    果皮はピンクで果肉は乳白色です。酸味・味が少なくあっさりとした味わいで、種のサクサク感がくせになります。国内で最も流通している品種です。

  • 「レッドピタヤ(レッドドラゴン)」
    赤い果皮で果肉が濃厚な紫色をしています。食感や味わいはホワイトピタヤと似ていますが、レッドピタヤはポリフェノールなどの抗酸化物質が豊富です。

  • 「ピンクピタヤ(ピンクドラゴン)」
    果皮も果肉もピンク色をしています。交配でできた品種で糖度が高く、最も甘みが強いといわれています。シャキシャキとした食感も特徴です。

  • 「イエローピタヤ」
    黄色い果皮にはトゲがあり、果肉は半透明をしています。酸味はなく、ホワイトやレッドより甘みが強くてジューシーな食べごたえです。栽培数が少ないため希少な品種といわれています。

  • 「ゴールデンドラゴン」
    果皮はレモンイエローで、果肉は乳白色です。味はホワイトやレッドのようにさっぱりしています。

まとめ

栄養価の高いドラゴンフルーツ。たくさん食べたいところですが、南国フルーツということもあり、体を冷やさないように食べすぎには注意しましょう。健康的においしく取り入れたいですね。

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