5色をバランス良く選べば、栄養バランスもアップ。それぞれの色の野菜・果物について理解しましょう。
【紫色の野菜・果物】
種類が限られているので、探すのに苦労するかもしれませんが、その深い色には、ほかにない健康パワーが秘められています。1年を通じて出回るナスは、コレステロール抑制効果が知られています。果物ならブドウやビルベリー。ブドウは長寿サポート、ビルベリーは疲れ目ケアで注目を集めています。
【赤色の野菜・果物】
食卓を華やかにするなら赤は欠かせない色。野菜の代表はトマトで決まりですね。生で、加熱して、とにかく使い勝手のいい食材ですが、美肌効果も人気の理由。一方、油料理に合う赤パプリカは実は唐辛子の仲間。果物ではイチゴが断然人気。美白効果も聞き逃せません。
【緑色の野菜・果物】
緑といえば、葉物野菜。中でも定番のホウレンソウは、貧血予防効果で知られています。アスパラガスはやはり太陽の光に当てて栽培した色の濃いグリーンが栄養豊富。疲労回復を助けるといわれています。緑の果物にはキウイがありますね。消化サポート、コレステロール低下と、多芸多才。
【黄色の野菜・果物】
黄色の野菜といえばまず思い浮かぶのがニンジンでしょう。和に洋に、グローバルに愛される常備野菜の健康パワーは抗アレルギー効果です。さわやかな柑橘類も黄色の定番です。レモンのリラックス効果、グレープフルーツの血管ケアと、柑橘類の袋やスジに秘められた力にも注目です。
【白色の野菜・果物】
土の中で育つ部分を食べる野菜が多いのが「白」グループの特長。ここには、日本人の野菜摂取量ランキング1位のダイコンと2位のタマネギが含まれています。ダイコンの消化サポートやタマネギの血液サラサラ効果は有名ですね。マッシュルームは免疫力アップが期待されています。