ニューヨークでは専門店もオープンしたという「ボーンブロス」を知っていますか? 「ボーン」とは「骨」のこと、そして「ブロス」とは日本語で「出汁(だし)」のこと、つまり骨でとった出汁のことです。豚骨スープや魚のあらの汁物など、骨で出汁をとったスープは日本ではすでにメジャーとも言えるかもしれません。
ボーンブロスが注目されている理由は、その栄養価にあります。牛や鶏、魚の骨と香味野菜を長時間煮込むことで作られるボーンブロスには、骨から出るコラーゲンやミネラルなどがたっぷり含まれ、「飲む美容液」とも呼ばれています。
自宅でボーンブロスを作る場合は、ローストチキンなどを楽しんだ後の骨を使ってもOKです。セロリや玉ねぎなどと一緒に、できれば24時間近く煮込めばでき上がり。ボーンブロス自体は出汁なので、そこに少量の塩や胡椒を加えてスープとして飲んだり、他の料理に使うこともできます。注目のボーンブロスでおいしくキレイを手に入れたいですね。