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足裏マッサージで すっきりデトックスしませんか

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2022年1月18日 / 更新:2022年6月14日

足は第二の心臓といわれるほどたくさんの血管が密集したところです。足裏マッサージの店や足裏マッサージ機など、今や足裏マッサージは日本でもメジャーなものとなっています。幼児教育の一環で裸足教育を取り入れるなども、足裏を刺激することのメリットを生かした事例のひとつといえるでしょう。今回は足裏マッサージとその効果について詳しく見てみましょう。

古い歴史を持つ足裏マッサージ

マッサージの歴史は西洋でも東洋でも紀元前にさかのぼります。西洋では2400年以上も前に本格的な治療法として確立していました。東洋における歴史はさらに古く、3000年以上も前にマッサージによる治療が行われていたという記録が、中国の遺跡に残されていました。その起源は今から約5000年ではないかと推測されています。その後、日本には奈良時代に伝わり、医学の世界で重要視されてきました。

その中で、足裏マッサージを含むフットマッサージの歴史はやはり約5000年前、中国最古の医学書「黄帝内経」の中に「観趾法」という記述で登場します。これは足のツボに刺激を与えることで、体調を整えたり、病気を治す治療法でした。このように古い歴史をもつフットマッサージですが、東西問わず世界中に広まり、現在ではフットマッサージはドイツ式、イギリス式、台湾式の3種に大別することができます。

「反射区」を刺激する足裏マッサージのメリット

東洋のマッサージの考え方をベースとした足裏マッサージやマッサージではツボや経絡といわれるところを刺激します。ツボや経絡は「気」の流れと大きく関係があります。気は体内を流れるエネルギーのようなもので、この気が流れる道を経絡、経絡の中で気が出入りする要所をツボと呼びます。

また、足裏には、身体のあらゆる器官の状態が投影される「反射区」が密集しています。反射区を刺激することで体の器官を調整するのも足裏マッサージやフットマッサージの目的です。ツボが点、経絡が線だとすると、反射区は面なので一般の人でも刺激しやすいのも足裏マッサージのメリットのひとつです。また、ヒールや革靴で長時間しめつけられて血行が悪くなりやすい現代人の足をいやす意味もあります。

足裏マッサージでデトックス

足裏マッサージで腎臓の反射区や泌尿器系の器官のはたらきに関係する反射区を刺激することで体の毒素を排出しやすくする、いわゆるデトックスの効果があります。腎臓の反射区は足裏のちょうど中央にあたります。そこからかかと内側ちかくに向かって利尿管、膀胱の反射区がつながっているので、両手の親指を重ねて、腎臓から膀胱の反射区にかけて刺激していきましょう。

セルフマッサージをする場合は、床にあぐらをかいて座り、マッサージをする方の足を上にしてその足の裏を上に向けてリラックスした状態で行いましょう。また、足裏マッサージをした後、倦怠感があったり、あくびが出て眠くなったりすることがあります。これは体が健康的な状態になった証拠です。また、尿の色が濃くなるのもデトックス効果の結果なので心配はいりません。

一方、妊娠中や熱があるときなどは、足裏マッサージを控えた方がいい可能性があります。いつもと健康状態が違う時は、医師と相談した上でマッサージするのがおすすめです。疲労回復や安眠、むくみ対策にも効果のある足裏マッサージは、まさに女性の味方。リラックスタイムなどに取り入れて気持ち良くデトックスしちゃいましょう。

【参考文献】

  • 参考
    本の泉社「劉勇直伝 フットマッサージ」劉勇

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