お酒を飲むときの健康飲料などですっかり有名になった「ウコン」。でも実は、特別な時だけでなく、恒常的に摂りたい健康に良い成分なのです。毎日の食卓でおいしくウコンが摂れれば一番。というわけで、今回はおうちでできるウコンを含んだメニューをご紹介します。
ウコンが体にいいのはどうして?
ウコンの働きについては以前の記事( 女性にもうれしい!?「ウコン」を知ろう! )でもご紹介しましたが、ウコンには主に春ウコンと秋ウコンがあります。どちらもさまざまな健康成分が含まれていますが、クルクミンというポリフェノールの一種がより多く含まれているのは秋ウコンです。ウコン独特の黄色い色素の素でもあり、お酒を飲む人に好まれている成分でもあります。古くからウコンの栽培が盛んな沖縄では、「うっちん茶」と呼ばれるうこんのお茶を飲む健康習慣もあります。お酒をよく飲む文化を持つ沖縄だからこそかもしれませんね。
秋ウコンといわれてもどこで手に入れていいのかわからない…という人も多いかもしれません。でも秋ウコンの別名は「ターメリック」。ピンときましたか? そう、ターメリックはカレーに欠かせないスパイスです。カレーには秋ウコンのポリフェノールがしっかり含まれているということなのです。そこで今日はいつものカレーライスとは一味違う、自宅で作れるカレーメニューをご紹介します。ちなみにクルクミンは脂溶性。お肉を使った料理や揚げ物と相性抜群です。
大人も子供も大好き!「タンドリーチキンナゲット」
材料(4人分)
<ナゲット>- 鶏胸肉 400g
- (仕上け用)ハセリ(あらみしん切り) 適量
- (仕上け用)粉チーズ 適量
- (仕上け用)ライム(またはレモン) 適量
- 揚げ油 適量
- パン粉 3カップ
<つけ用タレ A>
- ヨーグルト 50g
- ケチャップ 小さじ1
- カレーパウダー 大さじ2
- おろしにんにく 小さじ1/2
- おろししょうが 小さじ1/2
- 片栗粉 大さじ1
- エキストラバージン オリーブオイル 大さじ1/2
<衣 B>
- 薄力粉 50g
- 片栗粉 50g
- ベーキングパウダー 3g
- 水 120cc
- 塩 ひとつまみ
- ブラックペッパー 適量
<オーロラソース>
- ケチャップ 大さじ3
- マヨネーズ 大さじ1
つくり方
- 鶏胸肉の皮を剥き、一口サイスに薄くスライスする。ヒニール袋に鶏胸肉とAを加えてしっかりもみ、冷蔵庫て2時間以上馴染ませる。オーロラソースを混せ合わせる。
- 中フライハンを熱し、鶏肉を並へ、中火て両面を約2~3分焼く。焼き色かついたらフタをして、両面2分すつ蒸し焼きにする。
- Bを混せ合わせた衣に鶏肉をつけた後、ハン粉をつけて、170℃の油てこんかりときつね色になるまて揚ける。皿に盛りつけた後、ハセリと粉チースを散らし、ライムと オーロラソースを添える。
レシピ詳細は こちら
パーティの主役にも。野菜たっぷり「骨付きチキンのスパイススープカレー」
材料
- 骨付き鶏もも肉(ぶつ切り) 500g
- 1塩 少々
- ブラックペッパー 少々
- エキストラバージン オリーブオイル 大さじ2
- トマトペースト 大さじ2
- プレーンヨーグルト 大さじ3
- クミン(ホール) 小さじ2
- バター 10g
- パプリカ(赤・黄 細切り) 各1/4個
- なす(輪切り) 1本
- オクラ(がくを取る) 4本
- れんこん(輪切り) 1節
- かぼちゃ 4切れ
雑穀ごはん
<A>
- たまねぎ 1個
- にんにく、しょうが(すりおろし) 各小さじ1
<B>
- コリアンダーパウダー 小さじ2
- ターメリックパウダー 小さじ1/2
- クミンパウダー 小さじ1
- レッドチリパウダー 小さじ1
<C>
- 砂糖 大さじ1
- 塩 小さじ1
- 水 500cc
つくり方
- 鶏肉に塩・ブラックペッパーをもみ込む。たまねぎは細かめのみじん切りにする。鍋にオリーブオイルとクミン(ホール)を加えて弱火で温める。香りがたったら中火にして鶏肉を加えて焼く。表面に焼き色がついたら一度別皿に取り出しておく。そのままの鍋にAを加えてたまねぎがしんなりするまでよく炒める。さらにトマトペーストとヨーグルトを加えてよく混ぜ合わせる。
- 弱火にしてBのスパイス類を加えて混ぜる。Cと①の鶏肉を加えてフタをし、中火にかける。蒸気が出たら弱火にして25分加熱する。仕上げにバターを加えさらに5分加熱する。
- フライパンにオリーブオイル大さじ1(分量外)を入れて中火で温め、食べやすい大きさに切った野菜を焼き色がつくまで炒める。器に②のカレーを入れて野菜をトッピングする。雑穀ごはんを添えていただく。
レシピ詳細は こちら