ニュートリライトと自然
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- COLUMN 04 害虫と共存する、という考え方
COLUMN 04 害虫と共存する、という考え方
ニュートリライトは、農薬散布が全盛であった50 年前から、農薬を使っていません。農薬に代わって害虫から原料植物を守るのがテントウムシとカゲロウの幼虫。害虫の天敵である彼らを畑に放すことで、被害を最小限にとどめています。さらに、ネズミなどの害獣対策として、昼はタカを、夜はフクロウを見張り役に採用。農場の随所に巣箱を設置し、餌付けすることで追い払ってもらおうというわけです。しかし、ニュートリライト農法には、実はもっと大きな秘密が隠されています。
単に害虫を駆除するだけでは、自然界のバランスが崩れてしまう。このような考えのもと、ニュートリライトは、農場の数カ所に「ペストブレイク(害虫避難所)」と呼ばれる更地を用意しています。だいたい5-10㎡くらいの広さで、まったく手を加えていないため雑草が生え放題。害虫にとっては、天敵から身を隠す絶好のスペースとなります。このペストブレイクは、害虫を逃げ込ませることで原料植物への被害を未然に防ぐだけでなく、自然界のバランスを保つための大切な役割も果たしています。そのほかにも、虫が嫌いな匂いを発するマリーゴールドをアルファルファを挟むようにして植えたり、ニンニクのコンセントレイト(濃縮物)を畑にまいたり。こうした方法は自然界のバランスに適応し、農薬に頼ることなく害虫を寄せ付けない合理的な農法といえます。
ニュートリライトの創立者カール・レンボーグは、「自然界にはバランスがあり、単純に害虫を駆除すればいいというものではない」と考えていました。つまり、大量の益虫などを使って害虫を駆除したとしても、その結果、益虫の食べ物がなくなり、彼らもそこで生活できなくなってしまう。そして、再び害虫が発生したときにはかえって被害が大きくなることもあるかもしれません。農薬は使わない。しかし、あくまで自然界のバランスを重視しながら健やかな植物を育むために、ニュートリライトはこれからも「害虫と共存」していきます。

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